鶴
「つる」は、白い色、端正な姿をしているところから、高貴な鳥・瑞鳥として大切にされ捕えると罰せられる時代もありました。よく、「松に鶴」としてその配合・取り合せがいいところからおめでたい図柄として描かれます。しかし、本当は鶴は地上にだけ巣を作り、松の枝にはあまり止まったりはしないということです。
万葉集の時代には、「たづ」とか「あしたづ」と呼ばれていて、その頃は、松の枝に止まったり、巣を作ったりする「こうのとり」もこの仲間と同一視されていたということから、この図柄が生まれてきたのかも知れません。
この解説が載っている箇所:鶯鳴舘(上飯田) 南の巻 p.22
書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。
獏/鶴・亀/七福神/双龍
獏(木鼻)P96参照、鶴・亀(支輪)詳しくはP22・P119参照、七福神(左右御簾脇・正面欄間)詳しくはP41・P47・95・101・102・119参照
この解説が載っている箇所:南開社(南戸綿) 南の巻 p.89
書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。
亀(長寿の象徴)
「鶴は千年、亀は万年」といわれ、長寿の象徴として古来からめでたいものとされてきました。そういうところから、「霊亀」とか「宝亀」など、年号にも亀という字が使われてきました。亀の寿命は万年というけれども、本当にそうでしょうか。 本で調べたところ、150年くらいがその寿命だということですから長生きの象徴といってもいいでしょう。
この解説が載っている箇所:草栄社(草ケ谷) 南の巻 p.119
書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。
鶴(長寿の象徴)
では、亀の相棒の鶴はどうでしょう、これはなんと約40年ということです。それでは、百年以上長生きするものにはどんなものがあるでしょうか。タカ・ワシ・ウオムは約120年、トビは110年、白鳥・カラス・コイ・ナマズは100年くらいということです。錦コイには200年も生きているものもあるそうです。人間も100歳をこす人が次第に多くなって、本当におめでたいことです。
この解説が載っている箇所:草栄社(草ケ谷) 南の巻 p.120
書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。
松(松に鶴)
松は成長力が盛んで、年中緑色を保ち、「千代の松の木」、長寿を祝う象徴として縁起のいい木とされています。
「栄え」という言葉の枕言葉が「松が枝」とされることからもそれがわかります。
皇居にある松は250年以上の長命のものもあるといわれ、東海道の松並木の松は途中で枯れていないものは400年生き続けてきたことになるということです。
さらに、アメリカには一千年以上も生き続ける松もあるということです。
この解説が載っている箇所:岩竜社(牛飼) 南の巻 p.149
書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。