鳳凰(ほうおう) (正面欄間)
昔、中国で「麒麟(きりん)」・「亀」・「龍」とともに「四瑞」とか「四霊」と言われて尊ばれた想像上の「瑞鳥(おめでたい鳥)」のことです。
そのスタイルは、前は麟、後は鹿、頸は蛇、尾は魚、背は亀、あごは燕、くちばしは鶏に似ていると言われ、きれいな五つの色に輝き、声は言うに言われぬいい声を出し、青桐の木に宿り、竹の実を食べ、きれいな泉の水を飲み、雄を「鳳」、雌を「凰」というとも言われています。すぐれた知徳をそなえた天子が現われる兆として、この世に現われると伝えられるためおめでたい、縁起のいい鳥とされているのです。
出典:森の祭り(森の巻) p.57(書き起こし・書き起こし(未校正))
風神、雷神 (御簾脇、左右)
風の袋を背負った風神(左)と、連鼓を背負った雷神(右)(くわしくは P27)
出典:森の祭り(森の巻) p.57(書き起こし・書き起こし(未校正))
張良と黄石公 (脇障子、左右)
昔の中国、漢の国の皇帝が天下を平定するのを助けたという「張良」の若い頃の話です。
ある日、張良が橋の上を歩いていくと、粗末な服を着た老人が張良とすれ違う時いきなり自分の履き物を川に投げ込み「おい、わかぞう、わしの履き物を拾ってこい」といいました。だまって言われたとおり、川に入って拾ってきた張良に「それをおれの足にはかせろ。」といいました。張良は素直に、言われたとおり履き物をはかせてやりました。「お前は、なかなか感心な奴だ。五日目の朝、もう一度ここへこい。」老人は、こう言い残して立ち去りました。
五日目の朝、言われたとおり橋にやってくると、もう先に来ていた老人が「もう一度やりなおしだ、五日後に今度は、わしより先にこい。」と、命じました。
約束の日、張良は、朝 明るくなるのと同時にやってきました。しかし、もう先にきていた老人が言いました、「遅いぞ。もう一度やりなおしだ。」
今度こそ、と思った張良は、前の晩から来て朝まで待つことにしました。すると、そのすぐ後に老人がやってきました。「待ち合わせをするには、それ位の心がけが必要だ。お前は感心な奴だ。」老人は、そういって一編の書物を張良に与えました。それは、周の時代の有名な軍師「太公望」が書いた「兵法書」(戦いの仕方、作戦を書いた本)でした。「これを読んで、学ぶがよい。」というと、老人はぱっと消えてしまいました。この老人は、「黄石公」という名であったということです。 この話は、張良のしんぼう強い性格、人を見抜く才能のすぐれていることを表している話です。
本のスキャン(仮)p.58張良と黄石公 左の写真 調査中
脇障子 左右のうち 解説 p.58
「張良と黄石公」(脇障子左右)。キャプション「橋の上から沓を落とす黄石公と、拾った沓をさしだす張良」。どちらの写真がどちらかは要確認
本のスキャン(仮)p.58張良と黄石公 右の写真 調査中
脇障子 左右のうち 解説 p.58
出典:森の祭り(森の巻) p.58(書き起こし・書き起こし(未校正))
七福神③ 寿老人(じゅろうじん) (支輪の1つ)
幸福を招くという七体の神様「七福神」のうちの一人。「寿老神」とも言われ、中国の宋の時代に現われたと言われる。頭の長い老人で、杖を携え、杖の頭には巻き物をつけ、うちわを持ち、鹿を従えています。長寿を授けてくれる神とされていますが、「福禄寿」と同じ人物ではないかという説もあります。
(七福神についてはP50)
出典:森の祭り(森の巻) p.59(書き起こし・書き起こし(未校正))
七福神④ 福禄寿(ふくろくじゅ) (支輪)
中国の宋の時代に、南北星の化身としてこの世に現われたという道士(道教の神様、仙人)であると言われています。背が低く、頭が長く美しい髭を蓄えていて、常に経巻を結びつけた杖を持ち、多く鶴を従えています。
年は数千歳で長寿をつかさどるおめでたい神として七福神の中に入ってきたものと思われます。
出典:森の祭り(森の巻) p.59(書き起こし・書き起こし(未校正))
七福神と唐子 (支輪)
(キャプションのみ)
出典:森の祭り(森の巻) p.60-61(書き起こし・書き起こし(未校正))
親子獅子/竜虎 (後欄間・左右欄間)
(キャプションのみ)
出典:森の祭り(森の巻) p.61(書き起こし・書き起こし(未校正))
葦に雁 (腰長押)
(キャプションのみ)
出典:森の祭り(森の巻) p.62(書き起こし・書き起こし(未校正))
獅子 (木鼻)
(キャプションのみ)
出典:森の祭り(森の巻) p.62(書き起こし・書き起こし(未校正))