屋台に刻まれた物語English

題材からめぐる

司馬温公の瓶割り

本の参照頁:森 p.28

司馬温公(瓶割り小僧)

司馬光(1019年〜1086年)は、中国山西省の人。かなり名前の知られた家の子供で、小さいうちからその頭のよさは有名でした。

ある日のこと、子供同士、庭で遊んでいると、一人が誤って大きな瓶の中へ落ちてしまいました。子供達はみんな大慌て、大声で助けを呼ぶもの、大人の人を呼びに行こうとするもの、どうしていいかわからず、うろうろするもの・・・。その中で、司馬光は、ひとつも慌てることなく、おもむろに、近くにあった石を拾うと大瓶にむかって、力一杯投げ付けました。大きな音がして瓶は割れ、勢いよく流れ出る水といっしょに落ちた子供も流れ出て助けられました。

司馬光は、7歳の頃からむずかしい本を読み一生懸命勉強に励みました。しかし、暗記をすることが苦手でしたので、他の兄弟たちが休んでいる間も一人で繰り返し繰り返し本を読んで暗記に努めました。そのために、本はばらばらに分解してしまったということです。このような努力の結果、やがて20歳の頃、むつかしい役人の試験に見事に合格することができました。しかし、彼は決していばったり、自慢したりせず、温厚な人柄であったということです。

その後、歴史の本を書いたり、政治にかかわった事件に巻き込まれたりしながら、一生を送ったということです。

この解説が載っている箇所:北街社(新町) 森の巻 p.28、稲盛社(一ノ瀬・大府川) 北の巻 p.79、若宮社(若宮) 南の巻 p.60

書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。

桃太郎鬼退治/司馬温公の瓶割り

桃太郎鬼退治(P.78参照)、司馬温公の瓶割り(P.79参照)

この解説が載っている箇所:共盛社(三倉) 北の巻 p.69

書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。

この題材の彫刻(5台・5点)

北街社 新町

共盛社 三倉

稲盛社 一ノ瀬・大府川

若宮社 若宮

浅草舘 市場