屋台に刻まれた物語English

題材からめぐる

宝づくし

本の参照頁:森 p.23

宝づくし

縁起のいい八つの宝物を集めた文様で、インドから中国へ、さらに日本へ伝わったと言われる。

この解説が載っている箇所:凱生社(天宮) 森の巻 p.23-24

書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。

宝づくし

「宝づくし」とは、縁起のいい宝物をいくつか集め文様化したもので、その源をたどっていくとインドにまでいたるということです。現代に伝わっている宝づくしの文様の原型は、中国で出来上がり、十二世紀頃に日本に伝わってきたものではないかと言われています。

その宝物の組合せはいろいろとありますが、どれも金や財物にからんだものから、変身の道具であり、この文様を作り出した昔の人々がいかに富貴を求め不老不死を夢み、仙人の世界に憧れていたかをうかがい知ることができるとともに、人間の欲の限りないことを思わないではいられません。

「宝珠(ほうじゅ)」「打ち出の小槌」「金袋(巾着)」「隠れ蓑(かくれみの)」「隠れ笠」「丁字(ちょうじ)=貴重な香料」「輪つなぎ(七宝)」「巻き物」などに日本でつけ加わったと思われる「福俵」「小判」等が入り、それらの中から組み合わせがされているようです。

この解説が載っている箇所:鶯鳴舘(上飯田) 南の巻 p.21

書き起こし・書き起こし(未校正)。文章は各箇所でほぼ同じ内容。細かな表記の違いは各屋台のページで確認できます。

この題材の彫刻(3台・23点)

凱生社 天宮

慶雲社 向天方

鶯鳴舘 上飯田